こんにちは!
事業加速化コンサルタントの榑松です。
今年も残り10日。
みなさんの2025年はいかがでしたか?
そしてどんな2026年にしますか?
私も来年の戦略が
だいぶ見えてきました。
あー楽しみだ!
【今日のテーマ】
即動力が未来をひらく。
コンサルタントとして
日々経営者の方々と向き合っていると、
中小企業、
特に数億規模の成長フェーズでは
「何を知っているか」より
「どれだけ早く動けるか」
この差が、
結果を大きく分けているように感じます。
————
先日、ある友人経営者から
「那須に行かない?」と
メッセージが届きました。
ある事業の視察のためです。
連絡がきたのは4日前。
しかも当日はすでに
4つのアポで埋まっていた。
普段の私なら
「申し訳ない!また今度お願いします!」
と返していたかもしれません。
でも、その瞬間に
“これは行くべきだ”と直感で感じた。
当然、アポの変更連絡も大変だし、
タスク調整も必要。
それでもなんとか調整し、
那須に向かった。
結果はどうだったか。
頭の中で考えていた構想が、
一気に手触り感のある未来になった。
次のステップが明確になった。
「行ってよかった」ではなく、
「行かなかったら損をしていた」
そんな感覚でした。
————
私もそうですが、
人はつい考えてしまいます。
・本当に必要か?
・あとで困らないか?
・もっと良い選択肢があるのでは?
・今忙しいし…
もちろん、
意思決定を仕事とする経営者にとって、
慎重さはとても大事なこと。
一方で、本物のチャンスって
待ってくれないとも思うのです。
私は、即動力とは
“ドアが開いた瞬間に、迷わず飛び込む力”
だと思っています。
判断が正しかったか?
後悔しないか?
それは、
動いたあとに整えていけばいい。
正解とは「選ぶもの」ではなく、
「動きながら正解にしていくもの」。
————
面白いことに、即動すると
相手の本気度も
一気に上がることが多いです。
「このスピードなら任せられる」
「この人は話が早い」
経営者同士の世界では、
スキルや知識以上に、
“動く人かどうか”
で評価が決まる場面が多い。
逆に、
「検討します」
「様子を見ます」
と言っている間に、
世界の方が早く動いてしまう。
————
マンガ『ちはやふる』の中に、
とても好きな言葉があります。
「たいていのチャンスのドアにはノブがない。
自分からは開けられない。
だれかが開けてくれたときに
迷わず飛びこんでいけるかどうか。」
これこそ、即動力の本質だと思う。
自分では開けられない。
開くタイミングは選べない。
だからこそ
ドアが開いた瞬間に飛び込める人だけが、
その先へ進める。
振り返れば、
IPOの意味さえわからない時に
その仕事に誘われて、やる!と決めたことも、
ベトナム駐在をしたことも、
滝行したことも、
フルマラソンやトライアスロンに出たことも。
私の今をつくっているのは
“正しい判断”ではなく
“早い行動”だったように思います。