こんにちは! 事業加速化コンサルタントの榑松です。 GWはいかがお過ごしでしたか? 【今日のテーマ】 速いマシンに必要なもの。 …はなんでしょうか? サーキットでは 当たり前の言葉。 答えはブレーキです。 例えばF1マシンの ブレーキの特徴は、 「制動力」 「冷却力」 「耐久力」の3点です。 高性能のブレーキがあるから、 持続350キロという スピードを出せる。 誰もが イメージできますよね。 これをビジネスに 置き換えるとどうなるか。 守りが強いから 攻められる。 って感じですかね。 ビジネスにおける 守りとは 何でしょうか? 色々あるんですけど、 一番わかりやすいのは キャッシュと数字。 ①キャッシュ 今の時代は 事業を高速回転させる必要がある。 つまり大量の 打ち手を打たないと 伸びていけない。 そこで必要なのが キャッシュ。 私はコンサルの現場では 無収入寿命という話をします。 無収入寿命=純手元資金。 簡単に言うと、 売上ゼロで何ヶ月もつのか。 日本の会社の 無収入寿命は、 どの程度だと思いますか? ある記事によると 15.9ヶ月でした。 キャッシュがない会社は 過剰人件費 過剰在庫 過度な節税 など理由は色々あります。 共通するのは過度、 つまり最適化がされていないこと。 それによって スピードが出せなくなって しまうんですね。 ②数字 シンプルに言うと タイムリーな数値把握。 もう少し解像度上げると 先月の利益(売上じゃないです) をいつ把握してるか。 上場会社は 5〜10営業日です。 早いところは1営業日。 先月の利益を タイムリーに把握し、 改善点を見い出し 次の一手を打つ。 つまり次の一手が早い。 明らかに業績が上がる。 ちなみに、ある私のクライアントは 日次で粗利を出してます。 さらに、日々の利益から、 当月の着地見込みも 日々更新される 仕組みを構築しています。 --------- 世の中を見渡しても、 新サービスの開始から わずか1年で 572店舗にした スポーツジム。 M&Aを打ちまくって 投資したある子会社が 時価総額15兆円以上になった 通信会社。 新聞を賑わせる 上場会社は 等しく守りが強い。 「速いマシンに必要なのは 高性能のブレーキ。」 この言葉を聞いて、 こんなことを感じてました。