date:
2024/7/15
tag:
変化を”楽しい”と感じる, 成果, 振返りの大切さ

ゼロイチの瞬間の感覚

こんにちは!
事業加速化コンサルタントの榑松です。

先週末は沖縄で
コンサルティング受注力習得実践講座
(通称:PJ Shift)の初回合宿がありました。

あっという間の2日間。
いやー濃かった。

ありがたいことに、60名もの参加者。
今回は最終期ということもあって、
過去メンバーも駆けつけてくれました。

参加者のここからの
変容進化が楽しみです^^

【今日のテーマ】
ゼロイチの瞬間の感覚

起業2年目、
5年前の話。

あるクライアントの
ベトナム進出を支援していました。

ベトナムは法律こそあれど、
解釈が人それぞれだったり、
日本と勝手がまったく違う。

そのクライアントは
日本では建設業、
ベトナムでは製造業。
事業も違う。

工場を建てたものの
設計図を渡しても
思ったような品質の
製品がつくれない。

営業も苦戦中。
単に日系企業というだけじゃ
成約できない。

日本の親会社においては
「これだけ赤字で、
いつまで続けるんですか?」
こんな声もきかれていました。

だけど日本の建設業の
今後を考えると、
日本の事業の調子がいいうちに
なんとか海外に活路を見出したい。

そんなクライアントの
ベトナム出張に
同行したことがあって。

その日の夕食は
社長とふたりでした。

私は質問しました。

「なかなか結果が出ない中、
続けるのって大変ですよね」

社長は言います。

「ほんと大変だよ。
営業もうまくいかない。
工場の家賃にしても
人件費にしても
金がいくらあっても足りない。

だけどな、

もちろん可能性を
感じているのが前提だけど、

この大変なのが
面白いんだよ」

安定してて利益も出てる
日本の事業よりも

この大変で答えがわからなくて、
まさに試行錯誤してる
ヒリヒリしてる感じそれ自体が、
面白いのだと。

すごく印象的だったけど、
どこか理解しきれていない
自分がいました。

——
翻って今の私。

ゼロイチを
形にしようとしています。

ビジネスモデルについて
考えるだけでなく、

毎日のように人と会って
意見交換したり。

ある打ち合わせでは、
結構当たりの強い
コメントもらったり。

できあがりのイメージはあるけど、
そこに辿り着く道に試行錯誤する。

時間がいくら合っても足りない。

たまには
一日中ネットサーフィンしたり、
ゆっくり本読んだり、
サボりたいと思う瞬間もある。

だけど、

見たい景色がある。

救いたい人がいる。

そして、
一緒に
挑戦してくれる
仲間がいる。

うまくいかないことなんて
それはもう沢山あるし、

確かに体は
疲労困憊なんですけど、

楽しいんすよ。

いつか、
「あの時大変だったよね」って
言ってる自分がいる
確信があるのよ。

大変だけど楽しい。

あの時の社長の言葉の意味が
ちょっとだけ、
わかったような気がしました。