こんにちは! 事業加速化コンサルタントの榑松です。 9月に入りました。 今年もあと4ヶ月。 先月、今月、来月、再来月と 毎月合宿が2回以上。 クライアント合宿、 PV合宿 Next合宿、 未来を見つめる時間が増えそうです。 今回は、 先月の韓国での合宿に 関連する話。 【今日のテーマ】 ルーツ。 今日の話は、 雑談くらいにお読みください。 先月20日から3日間、ある経営者と 戦略策定合宿をしてきました。 想いある経営者で もう6年のお付き合い。 関与当初から比べると売上は3倍以上。 事業も1事業から4事業に多角化。 そしてその事業は全て、 人が人にサービスする仕事。 来期は間違いなく ステージが変わる1年。 今から楽しみです。 その社長と 韓国の居酒屋で夜ご飯食べながら ルーツという話になって。 その社長が話してくれたこと。 小さい頃、 自分の親が転勤族で、 何年かすると 転勤でまた別のところに行く。 その時その時で 友達はできるし仲良くなるけど ずっと一緒にいられるわけではなく。 今の仕事を選んだのは もちろん勝算があるとか、 可能性を感じたからではあるけど、 どの事業もすべて 人に直接関わる仕事なのは、 そんな過去が 関係してるのかなぁ、って。 きっとその社長は、 独立した当初は 明日の売上に一生懸命だったかもしれないけど いつからか事業に対する意味を そんな風に考えるようになったんだろうなと 話を聴きながら感じてました。 そこで、 「榑松さんは そういうルーツみたいなの あるんですか?」って聞かれて。 ふと思い出したのは 自分の小さい頃のこと。 私には歳の離れた年子の兄が2人いて、 小学生の頃に兄は大学生になった。 兄が2人とも私立に行って、 決して裕福でなかった我が家では 親が大変そうにしてるのを 子供ながらに目の当たりにしてきた。 ある時、 「ごめんね、お母さんは働くことにしたから」と鍵を渡された。 今までは 学校が終わって 帰ったら母が「おかえり」と言ってくれたのが 当たり前だったのに、 帰っても誰もいないようになった。 小学生の自分には大きすぎる 誰もいない家が とてつもない孤独感を生み、 寂しくもなったし、 なんだかわからず泣いたこともある。 携帯なんかない時代、 母親のパート先の 入り口に行って、 いつ出てくるかなと 30分以上待っていたこともある。 だけどその寂しさも いつしか どうしようもないことと 思うようになった。 諦めなのか割り切りなのか わからないけど、 その強烈な孤独感も気にならなくなった。 でも本当はもちろん、 孤独でいたかったわけではなかった。 だからか、 一般的にいわれる 経営者は孤独という言葉をきくと どうしても抗いたくなる。 自分いますからって 言いたくなる。 そして言ったからには、 その存在に足る 自分でいるために どうしたらいいか、必死で考える。 関わるクライアントに 孤独を感じさせない、言わせないこと。 それが自分の役割、というか プライドなのかもしれません。 ああ、 やっぱり独り言でした。