date:
2026/3/16
tag:
ビジネスモデルをデザインする, マインドセット, ミッション

先に悩む。

こんにちは!
経営戦略コンサルタントの榑松です。

月初は富士五湖、
先週は札幌・ニセコへ
足を運んでいました。

毎日動き回り、
打ち合わせや意見交換をして、
疲労困憊ながら
充実した時間でした。

そんな出張の中で、
改めて考えたこと。

【今日のテーマ】
先に悩む。

コンサルをしていると、
クライアントと
こんなやりとりがよくあります。

「大したことじゃないんだけど相談していいかな」
「榑松さんの専門じゃないかもしれないんだけど」
「こんなことあったので共有します、特に返信はなくてOKです」

こういうの、結構嬉しい。

社長は、いつも会社のこと、
事業のこと、社員のことを考えている。
基本的に、孤独な存在。

何か問題が起きたときや
大きな意思決定を
迫られたときだけでなく、

うまく言葉にならない
違和感を抱えたとき。

その瞬間に、
「あの人に相談しよう」
と思い出される存在。

それが
ファーストコール。

税理士だから税金を相談される、
という話ではなくて、
財務コンサルだからお金の話をされる、
ということでもない。

つまり、私の専門であるかどうかに
限定されることなく、
経営の中で思ったこと、感じたこと、
嬉しいことや苦しいこと。

それを伝えたいと
思ってもらえる存在。

一緒に未来をつくる存在
とでも言いますか。

私は昨年末、ある病気で
入院しました。

あるクライアントに
入院のことを告げて、

「アポをリスケさせていただいて
申し訳ないです」と伝えたら、

「榑松さんには
あと30年は付き合ってもらわなきゃ
困るんだから」って。

「一緒に」のこの空気感、
伝わりますかね。
———–

コンサルタントの成果は、
専門性だけでは決まらないと思う。

優れた戦略が描けても、
高度な分析ができても、

2番目、3番目の相談先では
とても伴走なんていえない。

だけど、

「なんでも聞いてくださいね!」
って言ったところで、
その存在になることはできない。

ならばどうすれば、
ファーストコールになれるのか。

私の考えはシンプルで、
「相手より先に悩んでいる」こと。

もちろん全てではないし、
社長の方が考えてる。

だけど、例えば資金繰りとか、
社長の考えが及んでいない
会社の課題について
私のほうが先に、深く考えている。

そのために
相手のビジネスや価値観を
深く理解する。

業界のことを調べる。
社長の本音を把握する。
現場に足を運び、一次情報に触れる。

そうした泥臭い取り組みの先に、
「長く説明しなくても
言わんとしていることが伝わる。
わかってくれる」
という圧倒的な共感と信頼が生まれる。

だからクライアントも
一緒になって行動してくれるし、
成果も生まれる。

ファーストコールとは、
「この人に話せば前に進める」
そう思ってもらえる存在。

自分の売上を
どう増やそうかと
考える前に、

まずは、
「その人のファーストコールになれるか」

ここを問い続ける。

そんな存在を目指して、
今日もクライアントのことを
考えています。