こんにちは！ 事業加速化コンサルタントの榑松です。 10月も最終週ですね。 次の日曜は 10キロマラソンに参加します。 平日は仕事で がっつり予定が入ってますが、 週末を中心に 少しずつ走ってます。 やはり、 明確な目標があると、 行動が加速しますね。 成果は、目的地を 明確に決めるところから。 【今日のテーマ】 専門性以上に大切なもの 15年ほど前、 20代の頃。 あるクライアントとの話。 その会社の社長は、 新しい取り組みが好きで。 「今こんな動きがあって〜」 「先月話した◯◯はこうなって〜」 毎月訪問するたびに こんな話をしてくれました。 私もそれを聴きながら、 「あの件ってどうなりました？」 「こないだおっしゃってた新規事業、 市場性があるかについて ちょっと調べてきました」 なんて話したり。 そのまま事業化していくものもあれば あの話、どうなったんだろう？ というほどに自然消滅していくものも。 すべてのことを 覚えているのは大変なので、 社長の話を聴きながら エクセルにメモしてました。 1枚のシートに、 各プロジェクトの それぞれの概要と、 進捗状況や課題などを 表にしてまとめて。 そしてそれを 毎月更新していきました。 ある時、 「結構いろんな動きを 最近されてるので、 毎月お話伺いながら、 メモしてるんです」って 社長に見せたんです。 実際のところ、 自分の手元用なので 見栄えのいいものでは ありませんでした。 社長は こんな反応でした。 「いやーこれはありがたい！」 「自分が考えていることが ここに凝縮されているね！」 --------------- 私たちは専門家。 高度な専門性を持っていること、 それもとても大切なこと。 だけど、 クライアントが 本当に求めているのは 専門性以上に 自分の考えを理解してくれたり、 クライアントが目指す姿を 一緒に考えてくれるといった、 ことなんだなぁ。 上記の例でも、 エクセルでまとめる技術ではなく、 一緒に未来を思考していることそれ自体に、 あのような言葉をいただけた。 コンテンツは替えがきくけど、 存在は替えがきかない。 なんて 15年前に感じたことを、 ふと思い出しました。
