date:
2025/5/12
tag:
未分類

現場仕事の抜け方

こんにちは!
事業加速化コンサルタントの榑松です。

今週後半は経営者仲間とハワイ。

前半は合宿。
コンサルチームの
次の形を考えて、

後半はトライアスロン。
楽しみながら、
経営者仲間と挑戦してきます。

【今日のテーマ】
現場仕事の抜け方

以前ある経営者から
現場が抜けられないという
経営者の声があって。

数億の規模になってからは
いかに経営者が
現場仕事を抜けるかが大事。

ならばどうしたらいいか?

現場仕事は
次のプロセスで抜けていきます。

①顧客を決める
みなさんのサービスにおいて、
顧客は誰なのでしょうか?

B to Cであれば
・年齢層
・年収
・性別
・家族構成

こういったところ。

B to Bであれば、
・売上規模
・人数
・業種
・社歴
・創業者/二代目など

こういったところ。

顧客を決める、
まずは解像度を上げるということですね。

②顧客との約束を決める
みなさんは顧客と
どんな約束をしますか?

ここで大事なのは、
「何をするか」ではなく、
「どんな未来を提供するか」です。

つまり約束を決めるとは
合格点を決めるということですね。

③標準化する
ここが1番難しい。

大事なのは、
経営者がやるような
100点満点ではなくて、

標準化された合格点を
取るためにどうすればいいか。

ここを考える。
そのために
どうしたらいいか。

鉄板は、
マニュアル化。

マニュアル化というと、
機械的、創意工夫がなくなる
という人がいます。

繰り返しですが、
目指すのは100点満点ではなく、
合格点です。

マニュアル化は、
合格点を取るための
叡智の言語化であり、

創意工夫は
合格点をとった先の話。

順番が大事。

④改善する
ここまでできれば、
あとはやりながら改善。

やっていく中で、
コツが掴め
より再現性を高められます。

この頃には、
経営者は現場に入ることも
激減しているはずです。

このマニュアル化のプロセスについて
どこまでを経営者がやるのか、
コンサルがどのように関わるといいのか、
幹部がどのタイミングで入るのか、
社員がどのあたりで入るのか。
彼らをどう巻き込むのか。

このあたりの勘所が、
コンサルの実力ですね。