date:
2024/9/9
tag:
ビジネスモデルをデザインする, マインドセット, 振返りの大切さ, 気付き, 発想を変える勇気, 起業運営tips

競合他社は誰か?

こんにちは!
事業加速化コンサルタントの榑松です。

9月も中旬。

最近は、
運営するコンサル会社
Team Coの来期戦略を
他の役員と考えています。

みんなが主体的に考え、
だいぶ次のステージが
見えてきました。

そこに向かう
大変さと楽しさ。

新規事業って、
成長しかないですね。

【今日のテーマ】
競合他社は誰か?

先月末は、
ハウスクリーニング業を営む
クライアントの社員総会の
ファシリテートをして、
そのあと打ち上げがありました。

打ち上げでは、
競合他社など
他社を参照する重要性を
話していて。

それに関連する話。

——————
まず最初に質問です。

あなたの競合は
誰ですか?

例えばLCC、
格安航空会社。

LCCの競合他社は
どの企業だと思いますか?

大手航空会社でしょうか?

マーケティングの専門家曰く、
正解は、長距離バス。

だから、大手航空会社の
サービスを参考にするのではなく、

競合他社である長距離バス会社が
どんなサービスをしているのか、

その顧客は、
何を求めているのか?

長距離バスを利用する不満、
そこで得られない満足は何か?
ここに追求している。

【競合他社との差別化を図る】
この意識は大事。

だけど、
どう差別化をするかを考える前に、
競合他社が誰なのか、
どこを参考にするのか、
これを間違えないことが大事。

—————
話を戻して、
ハウスクリーニング業を営む
クライアント。

都心に店舗を構え、
主な顧客は
少しお金に余裕のある
共働き世帯など。

だから競合は、
格安でサービス提供する
業者ではありません。

参考にすべきは

高級飲食店や
ブランドホテル、
航空会社の
上級会員向けサービス、
クレジットカード会社の
コンシェルジュなど。

こういったところの
サービスに対する考え方を
いかに自社に取り入れられるか。

これが結果として、
価格勝負している同業他社との
差別化になります。

余談ですが、
私はコンサルタントです。

競合は
誰でしょうか?

他のコンサルタント?

ではありません。

ならば、
誰だと思いますか?

答えは、
「社内で働いている人」です。

財務部長とか、
CFOといった人です。

社内にいる人では、
社長に言えないことがある。

社内にいる人では、
持ち得ない他社事例がある。

外部から関わるからこそ
お互い本音で言える。

できることが
たくさんあります。

(報酬だって、
月20日勤める彼らより安い。)

社内人材との違い。
それを軸に
どんな価値提供ができるかを
組み立てて、

彼らにできることは委任する。
そして彼らにできないことを、
責任もって遂行する。

そして、彼らと手を取り合って
一緒に未来をつくる。
(つまり実際は競合ではありません)

他の士業・コンサルとか
同業他社との差別化を考えたら、
この発想にはなりませんね。

さて、

あなたのビジネスにおける、
競合は誰ですか?