date:
2023/2/27
tag:
セミナー, ビジョン, マインドセット, ミッション, 気付き, 起業運営tips

質問をどう位置づけるか

こんにちは!
事業加速化コンサルタントの榑松です。

気づけば2月も最終週。
あさってから3月です。

春です!!笑

先週まで、
コンサルチーム、
Team Coの
説明会をしてました。

新たな仲間が増え、
またまた楽しみです^^


【今日のテーマ】
質問をどう位置づけるか

※今日はセミナー講師の方に
特に有用な話かもしれません。

先日のブログでも、
今月上旬に開催した合宿講座
PJ Realのことを書きました。

Realで扱うのは、
一言でいえば、
コンサル受注後の世界。

受注したら初回までにどんなことをして、
初回はどんなことをして、
その後のセッションはどう準備して
どう本番で価値提供するのがいいか。

コンサルティングを
どのように「届ければ」、
クライアントの成果に
最もつながるのか。

それを体系化した
【コンサルティングの型】を、
23名の参加者にお渡ししました。


そこでは、
たくさんのコンサル事例を伝えたり、
榑松のコンサルを
その場で再現します。

そこで起こることが、
【質問】です。

「コンサルを準備するにあたって、
一番大事にしているところはどこですか?」

「自分のケースだとこんな感じなんですけど、
榑松さんならどう対応しますか?」

「コンサルティングって、
どれくらい続くものなんですか?」

明快に答えられる
ものもあれば、

無意識でやっていて、
質問されてはじめて
意識化されるものも。

私はとにかく、
この質問時間を大切にしています。

それが白熱して、
万一予定していた内容が
終わらなくても、
それでいいとさえ思っています。

なぜか?
こんな理由からです。

①理解が深まる瞬間である。
そもそも質問とは、
なぜ起こるのでしょうか?

それは、

参加者が理解しようとして、
理解を超えている部分があり、
その差分を埋めようとしている。

そこで起こるのが、
質問です。

つまり、差分を埋める
アクションなんです。

差分を埋めることは、
理解を深めること。

理解が深まれば、
行動→成果につながります。


②全員の利益になる
あるコンサル仲間が
言っていました。

「1人の質問には、
必ず同じような疑問を持つ
複数の人がいる」

ほんとその通りだと
思っています。

だから、
ひとりの質問への対応でも、
その人だけではなく、
全員のためになるんですね。


③講座が最適化される
質問が起きて、
回答する。

それがトリガーとなり、
他の人から手が挙がり
新たな質問が生まれる。

より高次の質問になったり、
より具体的で、
研ぎ澄まされた質問になる。

みんなの思考の方向性が
揃っていく。

だから、
同じカリキュラムを用意しても、
その時の参加者によって、
話す内容が全然変わってきます。

言い換えれば、
その時の参加者に
最適なものになっていく。

これが質の高い講座だと、
私が考えています。

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コンサルにせよ、
講座にせよ、
私だけでは完成せず、
参加者との対話を通じて完成する。
だから内容が同じでも毎回変わる。

ジャズのセッション
みたいなものですね。

今年も夏から
Shiftという講座を
開催します。

ありがたいことに
リピートの方が
一定数いるのは、
この「毎年変わる」ことが
参加理由のひとつかも
しれませんね。