こんにちは!
事業加速化コンサルタントの榑松です。
昨日配信する予定だったブログ。
遅くなりましたが今日配信しますね。
月曜の配信を楽しみにしていてくれる方、
ありがとうございます!
【今日のテーマ】
2種類のライバル
突然ですが、
ひとつ質問です。
あなたにとって、
ライバルはいますか?
今日は
それに関連する昔話を。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
私は大学卒業後、
2社で勤務経験をして、
その後起業しました。
その2社目に
勤めていた時の話です。
そこはプロフェッショナルファームで、
世界140か国、4万人が所属する組織でした。
私が所属していたのは国際部。
クライアントはどちらかといえば
外資系企業(インバウンド)が多くて、
日系企業(アウトバウンド)は
あまり多くありませんでした。
インバウンド、アウトバウンド
両方の業務を経験して、
自分はやっぱり
海外に出ていく
日本人を応援したい!
そんな個人的な
ビジョンをもとに、
アウトバウンド業務の
拡大に注力していました。
最初は数十億の中小企業が
中心でしたが、
次第に部門の規模も大きくなり、
クライアントも、
世界的な調味料メーカーや、
日本最大手の広告代理店など、
入社した頃にはあり得なかった
規模の会社を受注できて。
アウトバウンドの売上も
5年で3倍以上になって。
海外進出の本を書いたり、
国内外でセミナーしたり、
海外駐在したり。
最終的には、
アウトバウンド部門の
責任者として
動いていました。
(今思えば逆張りが奏功しただけ)
とまぁ、これだけだと
単に頑張ったという
話なんですけど、
今日話したいのは、
そこに至るまでにおける
ライバルの存在です。
あるライバルKさん。
彼がクライアントといい関係性で
やりとりしてるのを真似してみたり、
一緒に仕事しても
お互いに補完しあえたり。
今でもいい関係で、
会うたびにいい刺激をもらえます。
一方で、
自分の成果ではなく、
私や他のメンバーの業務の
進行を遅らせることに
時間と労力を費やすSさん。
ほかにも
チームで共同して動いたのに、
私と二人の成果ではなく、
自分がほぼ全部やったと
上司にアピールするAさん。
飲みに行って腹割って話してみると、
「そりゃ、やっかみもするよ!」
と、謎のカミングアウトを受ける。
※いわゆる「大企業」で
働く人の中には、
似たような経験をした人も
いるかもしれません。
そこで気づいたのは、
【ライバルには2種類いる】
ということ。
例えば、仮に自分の実力が
100だとしましょう。
そして相手の実力も100。
実力は変わらない。
でも、ここに対する
思考が異なるんです。
自分は105になって
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
自分は勝つぞ!と思うのか、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
相手を95にして
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
自分は勝つぞ!と思うのか。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
相手の可能性を否定し
相手を下げ、
相手の粗探しをして、
相手と比べて
優越感に浸る。
ライバルは阻害要因。
だけどあるとき、自分のレベルが
100のままであることに気づく。
人生をそこに費やすのは
せっかくの命が
もったいないよ。
そうではなくて、
自分の可能性に期待し、
自分を高める。
そして歩みを進めたあと、
後ろを振り返った時に
自分が遠くまできたことに気づく。
そこで内から湧き起こる
自分の成長と充足感を喜ぶ。
ライバルは成長機会。
仲間の成長も喜べる。
自分を高めるライバルと、
相手を下げるライバル。
このいずれなのかによって、
行動も成果も
大きく変わっていきます。
だからこそ、組織のトップだったり
それを支援するコンサルタントは、
ゴールを共有し
全員で互いに高め合う環境。
これを醸成したいですね。
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