date:
2017/9/22
tag:
マインドセット

通勤時間のアクティベーション

おはようございます。

働き方の幅が広がっていますが、それでも東京の通勤は長時間・満員電車が一般的です。
この時間をどう過ごすかが重要です。

先日お会いした人に、地方では片道30分を超えると長い、1時間を超える人はあまり聞かないと言われましたが、東京では1時間を超える人は相当数います。

総務省の社会生活基本調査によれば、「平日に通勤・通学を行った人について,通勤・通学時間(行動者平均時間)を都道府県別にみると,神奈川県が1時間 45 分と最も長く,次いで千葉県,埼玉県などとなっており,関東地方で長くなっている。一方,大分県が57 分と最も短く,次いで青森県,秋田県,島根県及び鹿児島県などとなっている。」とのこと。

つまり、東京近郊から通勤している場合、平均して片道1時間前後、多くは電車通勤だと思います。

 

独立した私は比較的ラッシュを避けることができていますが、電車通勤では以下のようなことをしています。

インプット

通勤時間を使って読書をしたり、勉強しています。20代の受験生時代には毎日税法の勉強をしていました。
(暗記は声に出すと良いということで、ぶつぶつと小声で喋っていたことも)

特に朝の満員電車で本を開くなどができない場合にはオーディオブックを活用し、耳からインプットができるようにしています。

なお、スマホでニュースも見ますが、多くは短期記憶にしかならないのでこれは短時間の移動等の場合のみ。

アウトプット

考え事をしていると、提供しているサービスのレベルアップへの方策、クライアントへの提案、プレゼンの構成など、降ってくるように思いつくことがあります。浮かんでは消えるので、その瞬間にEvernoteにメモしています。

また、ブログのテーマが通勤電車で思いつくこともあります。

スケジュールを立てる

今日1日、今週の仕事のスケジュールを立てることで仕事スイッチが入り、オフィスについてスムーズにスタートできます。
その他、休日の予定を考えたりしてワクワクするのもひとつです。

オフィスに着いてデスクに座ったり、クライアント先に訪問しているとなかなかこういったことはできないので、この通勤時間が私にはちょうど良い、必要な時間なのです。

15分乗り換え1回 vs 30分乗り換えなし

独立前の勤務時代の職場は青山一丁目という駅の近くにありました。
そこに、恵比寿からと光が丘からとそれぞれ通勤していたことがあります。

恵比寿からは渋谷を経由して山手線と半蔵門線に5分ずつ、光が丘からは大江戸線に30分の通勤時間。

時間を比較すれば明らかに恵比寿ですが、5分ではニュースのチェック程度。一方で光が丘は大江戸線の始発、3分程度おきに電車がくることもあり、朝は少し待てば確実に座れました。

更に目的地に着くまでの時間が締め切りとなり集中力が増し、通勤の質は光が丘のほうが私には充実していました。

どちらが正しいという議論ではないですが、独立した今、気を抜くといくらでもルーズになりそうな時間をどう使うかが以前にも増して重要になり、改めて考えています。

15分の移動時間>30分の移動時間
15分の満員電車<30分の学びの時間

通勤時間が短くなくても、目的を付けることで単なる移動・痛勤ではなく、充実した時間にすることができます。独立に際しては、それも考慮してオフィスの場所を決めました。
クライアント先への移動も同様に、最短でなくとも、最充実のルートを選びます。

移動を制する者はビジネスを制す、でしょうか。

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