先週、平日の夜にボルダリングをしてきました。
まったくの未経験であり、知る限りあまり似たスポーツも無いので、テレビ等で見ることはあっても、やっている自分も想像できず、漠然と興味はあったものの得体の知れないアクティビティでした。
予約して行動に強制力を持たせ、とりあえず体験してしまおうと。
始める前は、登るのに特別なルールは無く、ゴールに行くために好きなホールド(つかんだり足を乗せる石のこと)を選んで進んでいくものなのかと思っていたら、そうではなくコースごとに使ってよいホールドがありその掴む順序も決まっていて、それに沿って手を伸ばしていく。
そう、一番使ったのは体ではなく、脳でした。
(次に使ったのは手)
思考と行動のアウトプット
一歩間違えれば落下する状況の中で、手の汗で滑りそうな状況の中で、体の向きをこうしたらいいかとか、足をこのホールドに乗せたら次に進みやすくなるのではないかとか、仮説を立てたり実際に行動したり試行錯誤する。
この感覚ってなんだかビジネスと似ているなぁと感じたりして、楽しめました。
ゴールからの景色
やる前は、初心者には一番上にたどり着くのは難しいものなのかなと思っていましたが、意外と初めてでも上まで行くことができました。
降りるときには特に順序は無いので、好きなホールドを選べることが、ゴールしたご褒美のように思えたり。
何事も行動してみないと想像の域を出ないけど、やってみてはじめて、できるかできないかも、やった先から見える景色や到達した気分もわかる。
到達した喜びは、やったものにしかわからない。
仕事が遊びで、遊びが仕事。
どっちもつながっていて、明確な境目はない。
そんなことを考えながらの帰り道。