ちょっと前になりますが、築地の近くの汐留で仕事をしていたのでランチに築地市場に行きました。
今では外国人の方も多くて、どの店も行列です。
やっと店に入りメニューを見る。料理も金額も様々。
英語のメニューも見かけるようになりました。
ウニ・イクラ丼を選んだように記憶しています。
選択肢が多いほど混乱する
ある飲食店に入り、どのメニューにしようか、悩むことありますよね。
特にメニューが多い店ほど混乱します。
カレーなら
チキン?ポーク?ビーフ?
トッピングは?カツ?チーズ?野菜?
ラーメンなら
醤油?味噌?塩?豚骨?
ラーメンにするか?つけ麺にするか?
トッピングはチャーシュー?玉子?
ランチならセットメニューにするか?
さあ早く食券のボタンを押さないと後ろの人が待ってるぞ!
その他にも、メニューごとの金額は?など。
一律1,000円、としてくれるとそこは選択肢から切り捨てることができます。
お客さんの希望するものを提供する観点からは、細かく自分好みにカスタマイズができていい面もありますが、
特にはじめてのところは、メニューが多いほど、これがおすすめ!とかうまくナビゲートしてくれないと混乱します。
余談ですが当社はお客様ごとに報酬を決定をしていますが、お客様の規模や支払能力、同業の相場観で決定しているわけではなく、
まずお客様のお話を伺い必要なサポートのボリュームを一緒に考えて、それに時間単価を掛けているだけです。
考えなくてよいことは考えすぎない
さて、今日は思考の整理の話です。
先ほどの飲食店のことを例に取ると、そのランチにとても重要な目的があったり、だれかと過ごす時間なのであれば別ですが、
目的がおなかを満たすということであれば、味噌ラーメンを選んだとしても醬油ラーメンを選んだとしても、達成されます。
だから、できるだけ早く決めて、誰かと一緒であれば会話を楽しんだり、ひとりであれば他のことを考えたりしています。
以前どっちも正解という記事を書きましたが、ベースはそれと同じですね。
スマホも同じようなところがあり、なんとなく見ていると、楽しいです。
SNSやメールをチェックしたり、ニュースを見たり。人によってはアプリでゲームしたりということもあるでしょう。
あれやこれやしていると、簡単に10分でも1時間でも過ぎてしまいます。
ただ、過ぎた時間は返ってきません。人生のその時間は終わったんです。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。
重要でないことをやったり、目的意識なくなんとなくやっていると、簡単に時間は過ぎてしまう。
だから、まずはそもそもの目的を考え、そして優先順位づけ。
考えなくてよいことは考えすぎない。
考えることは徹底的に考える
考えすぎないということを書きましたが、すべてに通ずるわけではありません。
徹底的に考え抜くことが必要なことも相当に多いです。
そのためには、スイッチの切り替え、集中する意識が必要です。
大事なことは、今していることが必要なことなのかそうでないことなのか。
必要なことと判断したのであれば、それは徹底的に考える。考えながらも並行して行動する。
そうではないことであれば、ざっくりとでいい。早く決めてしまうことが重要。
時間がない!と思っているほど、この思考を取り入れることによる効果は大きいと思います。