date:
2018/7/18
tag:
ヴィジョン, 起業運営tips

収入の上限を認識する

先日、あるスタジオで仕事用の写真を撮影してきました。

スタジオに入り、女性スタッフが控室に案内してくれて、
若干の準備をして、前の人が終わるのをしばし待つ。

そこから少しして、スタジオに入り、
撮影スタート。

最初にイメージのすり合わせをして、何10枚か撮って、
モニタで確認して、また何10枚か撮って。

撮影中もカメラマンの方がいろいろ話しかけてくれたり、
終始和やかでした。

そして撮った写真をその場でDVDに焼いて、終了。

所要時間は1時間程度で、19,440円でした。

写真もいい雰囲気です。
(いずれウェブサイトや名刺に入れます)

 

スタジオをあとにして、歩きながらふと考えたんですよね。

1時間で19,440円、ざっくり2万円として、
1日5人が来て、10万円。
月20日営業するとして、月200万円の売上。

季節変動はあるにしても、
平均して200万円とすると、年間2,400万円。

私が訪れたときはお店のスタッフが2名いました。
ウェブサイトを見ると、レタッチの方も別にいらっしゃる様子。

スタジオの広さは20坪弱。
都心ですから、家賃も月額数十万円になるのではないかと。

継続して集客するには、
広告費もある程度必要でしょう。

そのように考えていくと、収入の上限から、
どの程度手元に残るかと想像してしまう職業病。

売上は単価×客数×リピート率に分解できますから、
単価を上げる施策をとるのか、
客数を上げる施策をとるのか、
リピート率を上げる施策をとるのか。

1日10人でもやれないことはないのでしょうけど、
それだと経営や他のことに費やす時間がない。

そうすると、客数とリピート率は維持しつつ、
単価を上げる施策を取る必要があると。

 

あくまで単一のビジネスモデルとして考えた場合ですけどね。
複数の柱があって撮影は集客目的であるなどであれば話は別です。

 

このように、ビジネスを組み立てるときに、
経営数字で逆算して全体を俯瞰していくと、判断が変わる。

このビジネスを維持するには最低限どの程度の経費が発生するのか?
(将来への再投資も考慮して)残したい利益はどの程度か?
そこから逆算してどの程度の収入が必要なのか?
そしてその収入の上限はいくらなのか?

 

これらが明確になっていると、その先が見えてきますね。

 

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