date:
2018/8/14
tag:
マインドセット, 起業運営tips

価値の認識一致

※ちょっと前に高崎に行ってきました。
今は高崎から沼津まで直通の電車出てるんですね。。

 

今日は、最初の勤務先のお客様とのお話から。
もう10年以上前のお話です。

その会社は社長と数名の従業員がいて
私が訪問するときは経理担当の方と、
午前中に数字のチェックをしたうえで、

午後からその方と経営課題について
ディスカッションして方向性を明確にした上で、

夕方に社長を交えたセッションをして、
来年までといった中長期的な目標や
来月の訪問までの短期的な目標を検討し、
軸足を定めていく。

ある時、その経理担当の方から

「会社辞めようと思っています。
まだ社長には言ってないですけど」

そんな相談を受けたんですよね。
細かい事情は伏せますが。

そして、

「前にも何度か辞めようと思ったことがあるけど、
月に1度榑松さんが来るこの日が楽しみなんです。
だから続けてるんです」

こうおっしゃってくれたんですよ。

こんな泣けるほど嬉しいコメントをもらって
感激した反面、

「何がそう感じさせたんだろう?
自分が提供している価値って何だろう?」

今でも時折思い出して、
考えさせられるコメントです。

その頃の私は、
どちらかと言えばスキルへの執着が強くて、
自分がスキルアップすれば
もっと多くの人に喜んでもらえる。

知識を増やすことで
もっと大きな会社を担当できる、
つまり大きな価値が提供できる。

そう思ってました。
だからもっとスキルアップしなければと。

もちろん、それは1つの正解だと
今でも思っています。

提供する商品のレベル・品質は重要です。

ただ、少なくとも、上記のお客様の発言は、
スキルに対する称賛でないことは
明らかです。

自分私が提供していると
認識している価値と、
相手が提供されていると
感じている価値は、
往々にして異なる。

だから、自分が提供している
(と思っている)価値が、

相手の感じている価値と
マッチしているのか。

ここを意識する。

私のコンサルティングセッションでも
クライアントの価値定義をする際に、
この相手が感じる価値から
逆算するワークを
取り入れることがあります。

 

なぜお客様は、あなた又はあなたの組織から
購入するのでしょうか?

 

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