こんにちは! 経営戦略コンサルタントの榑松です。 6月も下旬になりました。 先週末は盛岡で合宿。 自社の方向性に向き合い、 そして仲間とわんこそばチャレンジ。 仲間との共通体験が 人生を充実させますね。 今週後半は愛媛に 行ってきます。 【今日のテーマ】 伸び悩む原因は、意外とひとつ。 先日のクライアント合宿で、 幹部数名と あるワークをしました。 それは、 今会社で起きている問題、 その解決に向けた課題を ふせんに書き出し、 それをホワイトボードに貼るというもの。 既存事業の戦略、 新規事業・新商品、 採用・定着、 広告戦略、 資金調達、 社員の視座を上げたいといった育成、 為替問題への対応、など。 ホワイトボードは、 あっという間に埋まりました。 そして、 ある言葉が出る。 「何からやろう?」 -------- 20年以上のコンサルティングを通じて 数多くの会社に関わって 感じることがあります。 それは、 伸びる会社も、 伸びない会社も、 【抱えている経営上の問題は それほど変わらない】ということ。 組織の問題はないですか? と聞けばみなさん「ある」と答えられます。 採用も、 売上も、 お金も、 新規事業の問題も、 どの会社にもあります。 それならば、 何が違うのでしょうか? -------- 関与し始めの時期に多いのですが、 「あの施策が失敗した」 「以前やってみたけどうまくいかなかった」 という声をききます。 例えば、 採用を強化する。 だけど実は、 人が定着しないから採用が必要になっている。 もちろん採用は大事。 しかし先にやるべきは、 定着率の改善です。 他にも、 新規事業を始める。 だけどなかなか 社員が動いてくれない。 もちろん 新規事業は絶対に必要。 だけど先にやるべきは、 権限移譲かもしれない。 評価制度を導入する。 これも正しい。 だけど理念や価値観が 浸透していなければ、 期待した効果が出にくいこともある。 つまり、 良い施策と悪い施策が あるのではなく、 今やると効果が出やすい施策と、 もう少し土台を整えてからの方が 効果が出やすい施策がある。 だけど 日々の経営の中では、 売上も、 人も、 お金も、 顧客対応も、 将来への投資も、 すべてが同時に迫ってくる。 だから迷うし、 目の前のことに対処しなきゃと なってしまいます。 -------- ボウリングでは、 10本のピンを同時に狙うのではなく、 狙うのは、 真ん中の一本。 そこに当たれば、 残りは連鎖して倒れるからです。 経営も同じです。 問題はたくさんある。 だけど、 最初に取り組むべき課題はひとつ。 その課題を見極めて、 施策を打つ。 -------- 私たちが コンサルティングで 最も時間をかけるのも、 実はここです。 【何をやるか。】 これは戦術。 戦術よりもまず、 【何からやるか。】 これは戦略。 つまり、数ある課題の中から、 今最も優先すべき課題を決めること。 伸び悩むときは、 戦術に走っていることが 少なくありません。 限られた経営資源を どこに集中させるか。 言い換えると、 どの順番で進めれば 最も大きな成果につながるか。 ぜひ、 新しい打ち手を考える前に、 今取り組んでいる課題の順番を 一度見直してみてください。 それだけで、 止まっていた問題が 動き出すことがあります。