あっという間に夏が終わり、9月に入りました。
「忙しいですか?」
独立して、頻繁に聞かれているのがこの言葉です。
スタートアップの方は同様によく聞かれていると思います。
今年に入ってから変わってきていますが、
忙しいことを素晴らしい、よく頑張っているとみなす風潮・職場は未だにあります。
ただ間違いなく言えることは、
何でも作っただけ売れる、
時間をかけただけ成果があがる時代ではありません。
つまり、労働時間ではなく成果で評価する時代です。
「お忙しいですか?」という問いには「お仕事順調ですか?」のニュアンスも
多分に含まれているのだと理解していますが、
それでもできるだけ「忙しい」とは答えないようにしています。
忙しいという字は、心を亡くすと書きます。
心に余裕がなく、切羽詰まっている状態。
そのような状態になってはいいサービスができなかったり、
お金目的だけの仕事をしたり、軸もぶれてしまう。
例えばスポーツ選手やコンサルティングといった、
その人自身が価値を生み出さなければならない仕事の場合、
コンディションは非常に重要なわけです。
勤務時代もそれを意識して、影の努力はしても、
現場では(フリだけでも)余裕を持っていることを意識し、
忙しい振る舞いはしないようにしていました。
(ちなみに、お忙しいところお時間頂戴しありがとうございますとか、
感謝の辞を述べるときに相手には使ってしまっているので、
矯正する必要がありますね。書きながら気づきました)
まぁそんなこんなで、忙しいという言葉(というか忙しい自分)が
好きではないので、こんな風に言っています。
「まぁいろいろやることありますが、充実していますよ」
そう、忙しいと言う代わりに、充実していると言います。
言葉は言霊、忙しいと言ったら言っただけ忙しくなります。
7月以降は少し時間ができて、このウェブサイトの改定やら
来年以降の仕込みやらをじっくり取り組もうかと考えていたところ、
嬉しい悲鳴で充実すぎる状況です笑
しかし、少なくとも自分で選んで行動している結果。
充実しているではなく忙しいと思い始めてきたら、
自分に対し心がアラートしているということ。
このような場合は、行動を振り返る必要がある。
こんな空を眺めながら「なんてアーティスティックなんだ」とか
感じることができなくならないように。
ということで、とても充実していますよ!